2019
4/19ひろコラム9(リズムを大事に)
今回は、リズムについて書きたいと思います。
馬を良いリズムで運動させてあげることは、大変重要なことになります。元気よく動かしたい時にただ速くすると考えがちです。馬にとってのリズムの重要なことについては今回は書きませんが、人が上手に乗る為にも大変重要で、乗り方を手助けしてくれる大変ありがたいものにもなります。
腕や体、脚など、馬の動きと一緒に動くときも馬のリズムに合わせて動かされたり、体が浮くような感じの時も、馬の背中に降りていく感じの時もリズムと一緒に考えるとわかりやすいです。
また、脚を使うタイミングも、ただやみくもに頑張って使うよりも馬のリズムに合わせて使うとより楽に効率的に馬にわかりやすく合図を送ることもできるし、体の力みも減らすこともできます。使うとき、その力を抜くときとリズムに合わせるとやりやすくなります。
CRでは呼吸を使って乗っていきますが、それも馬のリズムに合わせてすることで、心地よく継続しやすくなります。
馬の動きの変化があるとき、隅角や直線に変わるときや巻き乗、輪乗りに入るとき出るときも、ただ曲がろう、まっすぐ行こうだとついつい早く通過したくなってしまいますが、どんなリズムで行うのかがあると上手にいきやすくなります。
そして、リズムを意識するときには、あくまでも馬の現状のリズムの中で乗ることがとても大切です。あまり気が付きにくいのですが、ついつい自分の行きたいリズムで動こうとしてしまいます。そうすると当然馬とのズレが生じて激しく乗ってしまうことにつながります。
意外と大切だけど忘れがちなこのリズムを、改めて意識して乗ってみると上達のヒントが感じられるはずなので、おすすめですよ!
※これらひろコラムの内容はわたくしの個人的な見解が多いです。ご了承の上
暖かい目で読んでください。
ブログに書いてくださっていること、どれも大変参考になって嬉しいです。レッスンを受けている時には余裕が無いので指摘されることが頭からこぼれ落ちててしまうので、こうして落ち着いた状態で文章で読むことができるのはありがたいです。「ああそうだった。あの時、そう言われたのだった」と思い出しながら楽しく読ませていただいています。